看護師が夜勤なしにすると手取りはどうなる?給与明細の5項目と、求人で聞くこと

先に結論

夜勤をやめると、夜勤に関わる支給(夜勤手当や深夜の割増賃金)がなくなります。手取りは基本給・夜勤以外の手当・賞与・税金や社会保険料で決まるため、平均額ではなく、自分の給与明細と求人の条件で比べて判断します。

この記事で分かること

この記事が合う人・合わない人

合う人

  • 夜勤をやめたい・減らしたい看護師
  • 日勤だけの働き方で、収入がどうなるかを確かめたい人

合わない人

  • 夜勤を増やして収入を上げたい人
  • 看護補助者など、看護師資格のない職種の人
目次
  1. 夜勤をやめると減るもの
  2. 手取りを決める5つの項目
  3. 平均額の見方
  4. 夜勤なしの求人で聞くこと
  5. よくある質問
  6. まとめ

「看護師 夜勤なし」で検索すると、候補に「手取り」「年収」「給料」が並び、「手取り30万」「手取り20万」のような言葉も出てきます。夜勤をやめたい気持ちと、収入の心配が一緒に調べられているテーマです。

夜勤明けの朝、病院を出て眠そうに空を見上げる看護師

夜勤をやめると減るもの

労働基準法第37条では、午後10時から午前5時までの労働に、原則として通常の賃金の25%以上の割増賃金を支払うことが定められています(e-Gov法令検索)。夜勤をやめれば、この深夜の割増賃金はなくなります。

夜勤手当が深夜の割増賃金と別の行で出ているか、夜勤手当にまとめて含まれているかは、職場の賃金規程によって違います。給与明細で夜勤に関わる金額を足すときは、同じ支給を二重に数えないようにしましょう。

自宅で給与明細と電卓を前に、夜勤手当の分を確かめる看護師

手取りを決める5つの項目

項目夜勤なしでの変わり方確かめ方
基本給職場と雇用形態で決まる求人票・面接での提示額
夜勤に関わる支給(夜勤手当・深夜の割増賃金)夜勤をしなければ付かない今の給与明細で、夜勤に関わる金額を1回だけ数える
夜勤以外の手当(資格・役職・住宅など)職場による求人票の手当の欄
賞与計算の基になる額と支給月数は職場による賞与の計算方法と支給実績を聞く
税金・社会保険料総支給が変わると額も変わる手取り=総支給-税金・社会保険料

平均額の見方

「看護師 給料 平均 夜勤なし」のように、平均額を調べる検索もあります。平均は、地域・年齢・経験・勤務形態など、集めた人の条件で変わります。自分の基本給でも、通える地域の求人の額でもないため、参考にとどめ、比べるのは自分の明細と求人の提示額にします。

夜勤なしの求人で聞くこと

  • 基本給はいくらか。夜勤以外にどんな手当が付くか
  • 賞与の計算方法と、支給の実績
  • 残業はどのくらいあり、残業代は支払われるか
  • 自分の経験年数だと、基本給はどのくらいで提示されそうか

後ろの2つは、求人票だけでは分かりにくい部分です。看護師の求人を扱うサービスなら、条件を伝えたうえで聞けます。

2枚の求人票を並べて、夜勤なしの条件を見比べる看護師

よくある質問

夜勤をやめると必ず手取りは下がりますか?

同じ職場で夜勤だけ外せば、夜勤に関わる支給の分は減ります。転職する場合は、転職先の基本給・手当・賞与で結果が変わります。

日勤だけで働ける職場はありますか?

外来のみのクリニックのように、夜勤のない職場もあります。仕事の内容や給与は職場ごとに違うため、求人ごとに確かめましょう。

まとめ

夜勤なしの手取りは、平均ではなく、自分の基本給・手当・賞与・控除で決まります。今の給与明細で夜勤に関わる金額を1回だけ数え、求人の提示額と比べましょう。

日勤を終えた明るい夕方、笑顔で帰り道を歩く看護師

参考にした法令・公的資料