建設の職人を辞めたい20代・30代へ|辞める前に分けること、経験を捨てない次の選び方

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先に結論

建設の職人を辞めたいときは、理由が「今の親方・会社」なのか、「体・天候・日給の波」なのか、「建設の仕事そのもの」なのかで分けます。親方や会社なら職人のまま移る、体や収入の波なら現場の経験を生かして施工管理へ移る、建設そのものなら業界を出る、が基本の選び方です。40歳未満で施工管理を考えるなら、職人経験者向けの無料相談で求人と条件を確かめられます。

この記事で分かること

この記事が合う人・合わない人

合う人

  • 建設の職人・現場作業員として働いていて、辞めたいと感じている20代・30代の人
  • 辞めた後に何をするか、まだ決めていない人

合わない人

  • すでに施工管理として働いていて、辞めたい人
  • 建設以外の職人(調理・製菓など)の人
目次
  1. まず、辞めたい理由を3つに分ける
  2. 4つの選択肢を比べる
  3. 辞める前に、書き出しておくこと
  4. 施工管理へ移るなら、資格は入社してから
  5. 辞める前に、相談先で求人を確かめる

「職人 辞めたい」で検索すると、「向いてない」「20代」「30代」「見習い」といった候補が並びます。辞めたい気持ちはあっても、辞めた後に何をするかが決まっていない人が多いテーマです。

雨で仕事が止まった日、軽トラックの中でこの先を考える若い職人

まず、辞めたい理由を3つに分ける

辞めたい理由によって、次に選ぶ道が変わります。

辞めたい理由例向いている次の道
今の親方・会社怒鳴られる、教えてもらえない、給料の払い方が不安職人のまま、親方・会社を変える
体・天候・日給の波腰や膝が心配、雨で仕事が飛ぶ、月ごとの収入が読めない現場の経験を生かして施工管理へ移る
建設の仕事そのもの現場に出ること自体がつらい、ほかにやりたいことがある建設業界の外へ出る

「向いてない」と感じていても、実は今の親方や会社が合っていないだけ、ということもあります。どの行に当てはまるかを先に決めると、辞めた後に同じ悩みを繰り返しにくくなります。

休憩中に、辞めたい理由を3つに分けたメモを見比べる職人

4つの選択肢を比べる

選択肢良いところ気をつけること
今のまま続ける腕と人間関係を積み上げられる辞めたい理由が変わらないなら、続けるほど動きにくくなる
職人のまま会社を変える技術をそのまま使える体・天候・日給の波は変わらないことが多い
施工管理へ移る現場の経験が生き、正社員・月給の求人が多い仕事は段取り・調整・書類が中心になる
建設業界の外へ出る働き方を大きく変えられる現場の経験が評価されにくく、一から覚えることが多い

体や収入の波が理由なのに、建設の経験をすべて捨ててしまうのはもったいない選び方です。現場を知っていることは、施工管理ではそのまま強みになります。

辞める前に、書き出しておくこと

次の仕事を決める前に辞めると、焦って条件の合わない仕事を選びやすくなります。先に次を書き出しておきます。

  • 職種と年数(例:鳶 5年、内装 3年)
  • 現場の種類(戸建て・マンション・店舗・工場など)
  • 任されていたこと(若手への指示、材料の手配、元請との段取り)
  • 持っている資格(玉掛け・足場・電気工事士など)
  • 次の仕事で絶対に譲れない条件(月給、休日、通勤、体の負担)

「若手への指示」「材料の手配」「元請との段取り」は、施工管理の仕事に近い経験です。ここを言葉にできると、転職の相談でも応募でも話が早く進みます。

施工管理へ移るなら、資格は入社してから

施工管理技士の資格は、令和6年度から受検資格が見直されました。国土交通省によると、2級の第一次検定は17歳以上(受検年度末時点)、1級の第一次検定は19歳以上で受検できます。第二次検定に必要な実務経験は、施工管理の立場での経験が基本で、職人としての作業年数がそのまま数えられるとは限りません。

資格が無いから移れない、ということではありません。入社後に第一次検定から取る前提で、資格取得の支援がある求人を選びます。職人を続けるか施工管理へ移るかの詳しい比べ方は、職人から施工管理へ移るか、職人を続けるかにまとめています。

辞める前に、相談先で求人を確かめる

辞めてから探すより、今の仕事を続けながら「自分の経験でどんな求人があるか」を先に知っておくほうが、落ち着いて決められます。一人で求人票を見比べても、職人の経験がどう評価されるかは分かりにくいものです。

職人・現場作業員の経験者を対象にした相談先なら、自分の職種と年数を伝えたうえで、施工管理の求人と条件(月給・休日・資格支援・最初の担当)を一緒に確かめられます。

40歳未満で、職人・現場作業員の経験がある人が対象の無料相談です。相談したからといって、すぐ辞める必要はありません。上で書き出した職種・年数・譲れない条件を手元に置いて使うと、話が早く進みます。

晴れた朝、建設中の建物の前で前を向いて歩き出す作業着の若い男性

参考にした法令・公的資料